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 トップページ > 道路 > 高速道路 > E11高松自動車道(上り線) 川之江JCT~坂出JCT

路線名称 高松自動車道
TAKAMATSU EXPWY

[四国横断自動車道]
ナンバリング E11
路線延長
165.5km
道路種別 高速道路(高速自動車国道)
起点・終点
(区間)
【起点】徳島県鳴門市~【終点】愛媛県四国中央市
(鳴門IC ~ 川之江JCT)
坂出支線 【起点・終点】香川県坂出市
(坂出IC ~ 坂出JCT)
道路管理者 西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)
路線
概要・特徴

・徳島県鳴門市~愛媛県四国中央市までを結ぶ高速道路。
神戸淡路鳴門道(大鳴門橋・明石海峡大橋方面)や松山道・高知道・徳島道と直結しているほか、瀬戸中央道(瀬戸大橋)と連絡する「坂出支線」も存在し、四国地方~関西・中国地方を結ぶ重要ルートとしての役割を担っている。
・IC番号及びキロポストの値は、計画当時起点であった「高松西IC」を0kp地点として割当てられている。後に開通した高松西-鳴門間については鳴門IC起点とし、IC番号は川之江JCT番号(6)から連番を継承、キロポストについては100kpからカウントアップする形がとられている。
・津田東IC-高松・三木市境にかけての区間は、「国道11号バイパス 高松東道路(一般国道に並行する一般国道自動車専用道路[A´路線])」として建設・供用されてきたが、後の2017年11月に「高松自動車道(高速自動車国道[A路線])」へ編入された経歴を持つ。




松山自動車道(上り線)上分PA付近

『[6] 川之江JCT 1.5km』
『←[高知道][徳島道] ↑[高松道]』


今回は、[E11]高松自動車道(上り線)を川之江JCTから高松方面に向けて走行します。

先ずは、[E11]松山自動車道(上り線)から高松道(上り線)本線の端点となる川之江JCT方面へ…。

松山道・上分PA付近に近づくと、川之江JCT分岐1.5km手前を示した図形案内標識が現れます。



『高知方面 左へ』

『走行車線』『追越車線』

通行帯を示す路面標示。

以前までは、写真の門型支柱に標識板を用いて明示されていたものと思われますが、最近では安全性・メンテナンス性などの観点からか、このように路面標示へと置換られる路線が多く見られます。



『[6] 川之江JCT 1.1km』
『← [高知道]高知 [徳島道]徳島』
『↑ [高松道]高松 [瀬戸中央道]

川之江JCT1.1km手前。

瀬戸中央道方面を案内する標識の一部には、「橋(瀬戸大橋)」のシンボルマークが併記されているものも存在します。(ここ近年に設置される標識板では、シンボルマークは省略傾向にある模様です)



川之江JCT向けジャンクション(J型)情報板。

この先の接続路線が多いため、上段の路線名称を表示する部分も情報表示内容に合わせて可変する仕様のものが設置されています。



『高知方面 左へ』

年季の入った補助案内標識。

高知道・高知方面は、川之江JCT分岐を左。
あらかじめ左側車線へ。



『[6] 川之江JCT 500m』
『← [高知道]高知 [徳島道]徳島』
『↑ [高松道]高松 [瀬戸中央道]』


川之江JCT500m手前。

こちらの案内標識には、瀬戸中央道方面方面の案内に「橋(瀬戸大橋)」のシンボルが含まれていました。
 [6] 川之江ジャンクション




接続
JCT
◆[E11]高松自動車道
 TAKAMATSU EXP
 高松 [E30]瀬戸中央道 方面
 Takamatsu SETO-CHUO EXP

◆[E32]高知自動車道 徳島自動車道
 KOCHI EXP TOKUSHIMA EXP
 高知 徳島 方面
 Kochi Tokushima



『[6] 川之江JCT』
『← [高知道]高知 [徳島道]徳島』
『↑ [高松道]高松 [瀬戸中央道]』


川之江JCTでは、[E11]高松道、[E23]高知道(徳島道方面)と接続。

高松道 高松・[E30瀬戸中央道]方面は直進方向。今回は直進方向、高松道方面へと進みます。

高知道(高知方面)及び徳島道(徳島方面)は、左方向へ…。さらにその先で隣接する「川之江東JCT」を介して高知道と徳島道の各路線に分岐しています。



『[6] 川之江JCT』
『← [高知道]高知 [徳島道]徳島』
『↑ [高松道]高松 [瀬戸中央道]』


川之江JCT分岐。

松山道はここで終点。
ここから「E11 高松自動車道」に入ります。



川之江東JCT(高知道・徳島道)方面から高松道本線へ流入するのランプウェイが合流します。



可変式速度規制標識設備。
現行のLED式が普及する以前まで主力であった回転機構式のものが現役で稼働中です。

常時速度規制が敷かれている区間以外では、このように平常時は無表示状態がデフォルトとなり、雨や渋滞・事故等の事象などによる速度規制が行われた場合のみ表示が現れます。



『ここから 高松道』

「ここから 高松道」。
高松自動車道に入ったことを示す標識。

標識には、高松が舞台となった「屋島の戦い(屋島合戦)」より、源義経の「弓流し」と「屋島」の絵が添えられています。

「屋島」は、屋根型形状が特徴の溶岩台地の島(現在は埋立により地続き)が名前の由来となった高松の象徴的シンボルのひとつであり、古くより瀬戸内海の航海路の目印とされてきたそうです。

このようなオリジナルデザイン標識は、ドライブや運転の道中を楽しませてくれるほか、通過地域の歴史や地理的特徴などを知ることができるのも魅力のひとつです。



『[5] 大野原 10km』
『[4] さぬき豊中 19km』
『高松 67km』

川之江JCT付近から高松市街までは約67km。
所要時間は通常で約1時間以内ほどの距離です。



『この先 凍結注意 走行注意』
『この先 トンネル区間』


反転差替式の警戒標識。

季節毎の事象に応じて、「凍結」や「キリ」などの項目を変更できるものが多く設置されています。



『トンネル情報』
『追突注意 車間距離を十分に』



『またね 愛媛』

高松道に入り、愛媛県・香川県の県境が近づく…。
沿道は、愛媛県からの「またね」のご挨拶看板(←正式名称がわからないので筆者が勝手にそう呼称しているだけ)が見えてきます。

愛媛らしい色合いを基調となった看板。
また訪れたくなるような、温かさが感じられます。



『山田井(やまだい)トンネル 長さ460m』







『下り勾配 3.0% 速度注意』
『トンネル情報』

ここから下り勾配。トンネルが連続する区間です。車間距離と速度に注意。



『追突注意 車間距離を十分に』



『鳥越(とりごえ)トンネル 長さ1040m』

鳥越トンネル。トンネル延長は1040m。
愛媛県・香川県の県境となるトンネルです。



鳥越トンネル内で「香川県」に入ります。

県境部のトンネル壁面には「←愛媛県 香川県→」の境界を明示した標識も設置されていますが、表示が小さく高速走行中の認識は極めて難しいです。



『香川県(ホトトギス・オリーブの木・花)』

トンネルを抜けると、「香川県」に入ったこと示すカントリーサインが設置されています。

カントリーサインに描かれている絵柄は、県の鳥(ホトトギス)・県の木(オリーブ)・県の花(オリーブ)。

県の木・花にも制定されている「オリーブ」は、生産量・収穫量共に香川県が日本で最も多いことで有名です。



『トンネル情報』

52キロポスト地点。



『豊浜SA 3km』
『高瀬PA 20km』


『横風注意』

次の休憩施設は豊浜SA。



『追突注意 車間距離を十分に』



『上之山(かみのやま)トンネル 長さ330m』



『豊浜SA 2km』



『横風注意』
『追突注意 車間距離を十分に』



『魚見山(うおみやま)トンネル 長さ490m』

魚見山トンネル。トンネル延長は490m。

トンネルの東方の山側には「魚見山森林公園」が整備されており、公園展望台から見おろす観音寺市と瀬戸内海の眺望は絶景です。



『豊浜SA 1km』



『観音寺市』

豊浜SA手前(50キロポスト地点)付近で「観音寺市」に入ります。

カントリーサインの絵柄は「豊浜ちょうさ祭り」。
かつては「豊浜町」を示すものでしたが、2005年の市町村合併で現在の「観音寺市」に編入。絵柄をそのまま継承する形で市名称の修正が行われました。

「豊浜ちょうさ祭り」は五穀豊穣・豊漁祈願と平穏への感謝を込めたもので毎年10月に開催。地域の太鼓台(山車)が豊浜の町に一堂に集まり練り歩く伝的な祭事です。

豊浜SAまでの区間は長い下り坂となっており、
前方には観音寺市の町並みが広がっています。
 豊浜サービスエリア



SA
施設
情報
◆駐車スペース
◆お手洗い

 (おむつ交換台・身体障害者・オストメイト対応)
◆給油所 ◆EV急速充電設備
◆情報ターミナル
◆インフォメーション
◆ベビールーム
◆レストラン
◆ショッピングコーナー(売店)
◆飲食スペース(フードコート)
◆飲料用自動販売機
◆ウェルカムゲート
(一般道から利用可)



『← 豊浜SA』

豊浜SAは、高松道(下り線)最初の休憩施設。
展望台及びレストランからは瀬戸内海(燧灘)が一望できます。

ショッピングコーナーでは、香川県の銘菓やお土産、多数豊富に取り扱っています。また愛媛県寄りに位置していることも関係してか、愛媛県のお土産等の取り扱いもしており、愛媛でのお土産買い忘れにもしっかりとカバーしているのが心強いです。

レストラン・フードコートでは、香川県の名物うどんはもちろん、ご当地「伊吹島いりこ」をスープに使用したラーメンにも力を入れているそうです。当SAオリジナルご当地グルメとして、うどんを生地に練込んだ練り天「ぴっぴ揚げ」もテイクアウトメニューとして人気です。

給油所は(四国県で唯一)24時間営業。
特に夜間走行時は燃料チェックをお忘れなく…。



分岐端設置の案内標識。
色調が緑地・白文字で統一したあまり見かないタイプのものが設置されています。

このほか四国エリアの高速道路では、黄色点滅灯(ブリンカーライト)や衝撃緩衝材(クッションドラム)等の塗色が深緑色で統一されており、周辺景観との調和するよう配慮されているのも特徴的でです。



豊浜SAから再び本線に合流!



『横風注意』
『この先 凍結 注意 走行注意』


高架橋梁部は横風・冬季は路面の凍結に注意。



『[5] 大野原 3km』

大野原ICまで3km。

標準的には2km手前に設置される類の標識ですが、2km手前付近は高架橋部にあたるため、あえて3km手前の盛土区間に設置されています。











47キロポスト地点。



かつてこの区間に設置されていた「旧・大野原町」の町境を示していたカントリーサイン。

大野原町は2005年の市町村合併で「(旧)観音寺市」・「(旧)豊浜町」と合併し、「観音寺市」に編入となりました。

標識は合併後、旧町名を隠した状態でしばらく残置していましたが、現在は撤去された模様です。

絵柄には、大野原町にある日本最古の石積式マルチプルアーチ(多連式)ダムである「豊稔池(ほうねんいけ)ダム」と町の花「萩」が描かれていたものが掲げられていました。



『高松空港 59km』

高松空港まで59km。
高松空港の最寄りICは「高松西IC」です。




『[5] 大野原 観音寺 出口 1km』

この附近の下では、国道377号がアンダーパスしています。

国道377号は徳島県鳴門市-香川県観音寺市を結んでおり、並行する国道11号に比べて香川県の山側(内陸部)に大きく逸れる形のルートを描いています。



『[5] 大野原 観音寺 出口 500m』

道路公団標準文字(公団ゴシック)を使用した文字サイズが大きい標識板。西日本高速道路㈱では、一時的にこの仕様が標準として起用されていた時期がありました。

大きなサイズの文字は遠くからもくっきりと判読が可能。高速走行でも認識できるよう設計された公団文字特有の独特な形状や略字の特徴が際立って見えます。




 [5] 大野原インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道11号 Route11

  大野原 観音寺 豊浜 方面
  Onohara Kan-onji Toyohama



『[5] 大野原 観音寺 出口』

大野原IC。
国道11号と接続。
観音寺市街(大野原・豊浜)方面はこちらから。

IC周辺には、江戸時代から続く「銭形砂絵」で有名な「琴弾公園」があるほか、四国遍路・八十八ヵ所霊場の六十八・六十九番札所「神恵院・観音寺」があります。(市名は「かんおんじ」、寺名は「かんのんじ」と呼称するのが正しいそうです。)

このほか「豊稔池ダム」や「雲辺寺ロープウェイ」へのアクセスも本ICが最寄りとなります。



『← [5] 大野原 出口』







『1620KHz ハイウェイラジオ ここから』

ハイウェイラジオ(観音寺局)聴取区間の始点。



『[5] さぬき豊中 8km』
『[3] 善通寺 22km』
『高松 55km』

44キロポスト地点。

次のICは、さぬき豊中IC。
高松市街まで55km。



44キロポスト付近には、かつて「旧・観音寺市」の市境を示すカントリーサインが設置されていました。

旧・観音寺市は、前述の通り2005年の市町村合併にて「(旧)大野原町」・「(旧)豊浜町」と合併し、新生「観音寺市」が誕生。

カントリーサインは旧・大野原町と観音寺市の市町境を示すものでしたが、合併により同じ「観音寺市」となったため、名称を隠した状態でしばらく残置されていましたが、こちらも現在は撤去されています。

絵柄は寛永通宝を模した「銭形砂絵」。
砂絵は観音寺市内の有明浜に面した「琴弾公園」に作られており、同市の定番観光スポットとして有名です。



『走行車線 追越車線』

『この先 凍結 注意 走行注意』



42キロポスト地点。



『ハイウェイラジオ ここまで』

ハイウェイラジオ聴取区間終点。



 
『路線バス 観音寺』

観音寺バスストップ。

高松-高知・愛媛(松山)を結ぶ高速路線バスが発停します。

なお、本バスストップに併設してスマートインターチェンジ「観音寺SIC(仮称)」が設置する計画となっており、現在事業化が進められています。



讃岐平野を走り抜ける…。



『この先 凍結 注意 走行注意』



財田川(財田川橋)を渡ります。

川を越えた辺りの車窓左側には、「味のちぬや」と記された赤いロゴと可愛らしいキャラクターが描かれた看板の建物が見えてきます。

調べてみたところ、コロッケやメンチカツなどのお惣菜や揚げ物の冷凍食品を取扱う香川県三豊市の企業さんであることがわかりました。沿線から見える建物はどうやら製造工場のようです。



『[4] さぬき豊中 2km』

『三豊市』

さぬき豊中ICの2km手前で「三豊市」に入ります。

カントリーサインの絵柄は特産品である「ぶどう」。 かつては「豊中町」を示したものでしたが、2006年の市町村合併で他6町と共に現在の三豊市に編入。絵柄をそのまま継承する形で市名称の修正が行われました。

ぶどう栽培は、主に三豊・高瀬・豊中地区で盛んに行われており、主力品種である「ピオーネ」の他「ロザリア・ビアンコ」と呼ばれる掛合せ品種にも力を入れているようです。



『[4] さぬき豊中 高瀬 出口 1km』
『三豊鳥坂ICでは 出られません』


さぬき豊中ICの次は三豊鳥坂IC。

三豊鳥坂ICは、高松・岡山方面のみ流入出が可能なハーフインターチェンジ構造のため、上り線からの流出は出来ません。



『高松空港 50km』

高松空港まで50km。

ここでNシステムを通過します。



『[4] さぬき豊中 高瀬 出口 500m』
『三豊鳥坂ICでは 出られません』


再び、文字サイズが大きな公団ゴシックの案内標識。平仮名「さぬき」の文字デザインが個性的です。




 [4] さぬき豊中インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道11号 Route11

 三豊市街 方面
 Central Mitoyo

 豊中 高瀬 三野 方面
 Toyonaka Takase Mino



『[4] さぬき豊中 高瀬 出口』

さぬき豊中IC。
国道11号と接続。
三豊市街(豊中・高瀬・三野)方面はこちらから。

IC最寄りには、瀬戸内天空の鏡・日本のウユニ塩湖とも呼ばれる「父母ヶ浜海岸」や天空の鳥居として話題となった「高屋神社」など風光明媚な景勝地が多く存在しています。

IC名称のさぬき豊中は、「(旧)三豊郡・豊中町」から。 2006年の市町村合併で同三豊郡「(旧)仁尾町」・「(旧)高瀬町」・「(旧)山本町」・「(旧)財田町」・「(旧)詫間町」・「(旧)三野町」らと合併し、新生「三豊市」となりました。

頭に付いている「さぬき」は、先に開通していた名神高速道路の豊中ICとの識別化を図る目的で付けらてされているそうです。



『← [4] さぬき豊中 出口』







『日本海まで 200km』

日本海までの距離を示した案内看板。

高知道~高松道~瀬戸中央道(瀬戸大橋)~岡山道~米子道~山陰道は、四国地方(太平洋)と中国地方(日本海)をつなぐ高速道路ネットワーク網を形成していることから、観光や物流など地域間における連携強化の願いを込めて「中四(なかよし)さんかいライン」の愛称が付けられています。
愛称路線には、このような日本海や太平洋までの距離を意識したデザイン標識が多数設置されており、ドライバー利用者を楽しませてくれます。

こちらの看板のイラストは漫画家・タレントの「はらたいら」氏が描かれたもの。やさしい画風で交通安全を願うデザインが起用されていました。



『高瀬PA 3.5km』
『府中湖PA 28km
(ETC出口)


次の休憩施設は高瀬PA。



『トンネル情報』

『追突注意 車間距離を十分に』



『眉山(まゆやま)トンネル 長さ480m』



『[3] 善通寺 12km』
[2] 坂出JCT 20km』
『[高松道] 高松 55km』
『[瀬戸中央道] 岡山 73km』

次の出口は善通寺IC。(途中の三豊鳥坂ICはハーフICのため、この方向からの流出はできません)

坂出JCTでは、高松道・高松方面と坂出支線・瀬戸中央道(瀬戸大橋)岡山方面に分岐しています。



『高瀬PA 1km』
 高瀬パーキングエリア



PA
施設
情報
◆駐車スペース
◆お手洗い
 (おむつ交換台・身体障者・オストメイト対応)
◆飲料用自動販売機
 (災害対応型)



『← 高瀬PA』

高瀬PA。

お手洗いと自動販売機が設置されている無人の休憩施設です。

敷地内には、緊急時にドクターヘリ等が発着可能なヘリポートが整備されています。







32キロポスト地点。



かつてこの区間に存在した「旧・三野町」の町境を示していたカントリーサイン。

さぬき豊中ICの項でも記述した通り、旧・三野町は2006年の市町村合併で「三豊市」に編入となりました。

こちらの標識も合併後は旧町名を隠した状態で暫く残されていましたが、現在は撤去されていました。

絵柄は、「津嶋神社」。子供の守り神・神様として信仰を集める神社で、瀬戸内に浮かぶ津嶋に本殿が設けられており、全長250mの橋が島と対岸とを結ぶ景色が特徴です。
 [3-1] 三豊鳥坂インターチェンジ(上り線・岡山・高松方面 入口) 



入口
ENTER
◆[E11]高松自動車道
 TAKAMATSU-EXP

 岡山([E30]瀬戸中央) 高松 方面
 Okayama Takamatsu
 (SETO-CHUO EXP)

三豊鳥坂では出られません



左から三豊鳥坂ICのオンランプが合流します。

三豊鳥坂ICはハーフ構造のインターチェンジ。高松・岡山方面のみ流入出が可能となっており、上り線から一般道への流出は出来ません。

2006年に追加設置されたインターチェンジで、三豊市の北側に位置しており、IC周辺には名称の由来にもなっている「鳥坂峠(三豊市・善通寺市 市境)」が存在します。



『[E11] 高松道』



『この先 凍結 注意 走行注意』



『確認基点』

正面に見える山は「弥谷山(いやだにさん)」。

標高は381m。山の麓には四国遍路・八十八ヵ所霊場の七十一番札所である「弥谷寺」があります。



『[3] 善通寺 6km』
『[2] 坂出JCT 14km』
『[E11高松道] 高松 40km』
『[E30瀬戸中央道] 岡山 67km』

ここ近年で国交省主体による高速道路ナンバリング導入の運びとなり、距離確認標識にも必要に応じて路線ナンバリングが併記されるようになりました。



28キロポスト地点。

この付近で国道11号と交差しています。


正面に見える山は「天霧山(あまぎりやま)」。
標高382m。山頂付近がぽっこりと突出した形が特徴的。尾根筋には「天霧城跡」の古城跡が残っているそうです。



三野(みの)バスストップ。

高速バスの停車する便はありません。名称標識やバス停待合所の上屋等もなく、事実上の管理用施設のような扱いとなっているようです。

2013年には瀬戸内国際芸術祭開催時には約1ヵ月間限定でバスが停車し、バス停から一般道で会場までを結ぶシャトルバスが運行したことがあったそうです。



山の麓付近は切土区間になっています。



『走行車線 追越車線』



『善通寺市』

「善通寺市」に入ります。

カントリーサインの絵柄は「善通寺(五重の塔)」。
善通寺は弘法大師空海の生誕の地。四国遍路・霊場八十八ヵ所の七十五番札所です。



『高松空港 39km』



山間の区間を抜け、再び平野部に入ります。







『横風注意』

横風注意の警戒標識。

高松道では、「吹流し」のシンボル図が白・黒(通常は黄・黒が主流)のものが多く存在しています。



25キロポスト地点。







『[3] 善通寺 2km』

24キロポスト地点。








23キロポスト地点。



『[3] 善通寺 琴平 丸亀 出口 1km』



『こんぴらさん 国営讃岐まんのう公園 善通寺IC』

「国営讃岐まんのう公園」・「こんぴらさん(金刀比羅宮)」は、次の善通寺ICが最寄りインターチェンジです。

国営讃岐まんのう公園は、日本最大の灌漑ため池「満濃池」に隣接した総面積約350haを有する四国唯一の国営公園。広大で自然豊かな園内は、四季毎に様々な植物や景色を楽しむことができます。

こんぴらさんは、琴平の像頭山(ぞうずさん)中腹に鎮座する香川県内でも由緒ある神社。「金刀比羅宮(ことひらぐう)」とも呼ばれ、主に海上交通の守り神として古くから崇められてきました。



『自動速度取締機 設置路線』

善通寺ICの先、速度取締機(オービス)が設置されています。



『[3] 善通寺 琴平 丸亀 出口 500m』
『こんぴらさん 国営讃岐まんのう公園』



善通寺IC手前付近では、本線下をJR「土讃線」と「金倉川(かなくらがわ)」が交差しています。
  [3] 善通寺インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道319号 Route319

 善通寺市街 方面
 Central Zentsuji

 丸亀 多度津 国道11号 方面
 Marugame Tadotsu Route11

 琴平 まんのう 国道32号 方面
 Kotohira Mannou Route32



『[3] 善通寺 琴平 丸亀 出口』
『こんぴらさん 国営讃岐まんのう公園』


善通寺IC。
国道319号と直結。国道11号方面へのアクセスも可能です。

善通寺市街、丸亀、多度津、琴平、まんのう方面はこちらから。

IC周辺には、四国遍路・八十八ヵ所霊場の七十四番札所「金倉寺」、七十五番札所の「善通寺」など数カ所の札所(寺院)があるほか、 「こんぴらさん(金刀比羅宮)」や「まんのう公園」、「丸亀城」などの観光名所も多く存在します。



『← [3] 善通寺 出口』

善通寺ICには、バスストップが併設されています。







『自動速度取締機 設置路線』



『[E11] 高松道』



速度自動取締機。

善通寺ICの前後付近は、平坦で見通しの良い区間が連続します。速度超過に注意。



『[2] 坂出JCT 5km』
『[E11高松道] 高松 30km』
『[E30瀬戸中央道] 岡山 60km』

次は坂出JCT。

高松道・坂出支線と分岐。
坂出支線の坂出ICから先は、瀬戸中央道(瀬戸大橋)へ連絡しています。

正面に見える山は「飯野山(いいのやま」。
坂出市と丸亀市の市境に位置しており、標高は約421m。通称「讃岐富士」とも呼ばれ、郷土讃岐七富士の中でも代表的な存在です。



『走行車線 追越車線』



『丸亀市』

讃岐富士(飯野山)を真正面に「丸亀市」に入ります。

カントリーサインの絵柄は「丸亀団扇(うちわ)」。
その名の通り、丸亀で生産される「うちわ」のこと。
ここ丸亀は団扇の国内生産量日本一。主要素材も「竹」は伊予(愛媛)、「和紙」は土佐(高知)、「糊」は阿波(徳島)と四国地域でまかなわれているものが多いそうです。

職人により柄~骨の部分全てが一本の竹材から作られており、頑丈さに長けているのが特徴。国の伝統工芸品にも指定されています。



20キロポスト地点。



『確認基点』



『確認基点』






高松自動車道は、讃岐富士(飯野山)北側の麓付近をアプローチしています。



『路線バス 丸亀』



丸亀バスストップ。

高知や松山のほか、大阪、九州方面を結ぶバスが発着します。



『横風注意』『凍結注意』



『土器川 橋長450m』

土器川橋。土器川を渡ります。



『[2] 坂出JCT 2km』

坂出JCT分岐2km手前。

この付近で讃岐富士(飯野山)が最も最接近します。



『瀬戸中央道は 左車線へ』
『瀬戸中央道 ←』


次は、坂出JCT分岐。
瀬戸中央道(坂出支線・瀬戸大橋)方面は、あらかじめ左側車線へ。







『[2] 坂出JCT 1km』
『←[E30瀬戸中央道
方面]坂出 岡山』
『↑[E11高松道]高松 徳島 E28神淡鳴道』


坂出JCT1km手前。
車線指定型の案内標識が設置されています。

標識はここ近年でナンバリングの導入が完了した模様。

瀬戸中央道(坂出支線)方面は、既存の標識の変更箇所に当て板を上貼りする形で「E30瀬戸中央道方面」の表示に差し替え。

高松道方面は、「E11高松道」への表示変更に併せて、高松道以遠で接続している「E28神戸淡路鳴門道」の標記を追加したものへ標識板ごと交換が実施されました。



『坂出岡山方面』
高松方面 15キロ先 工事車線規制』

『瀬戸中央道は左車線へ』
『瀬戸中央道←』


坂出JCTのジャンクション(J型)情報板。
瀬戸中央道、高松各方面の道路情報が表示されます。



『下り勾配 3.0% 速度注意』



『[2] 坂出JCT 500m』
『←[E30瀬戸中央道
方面]坂出 岡山』
『↑[E11高松道]高松 徳島 E28神淡鳴道』

『←坂出IC』


坂出JCT500m手前。

1km手前の案内標識と同様、路線ナンバリングと同時に神戸淡路鳴門道の標記が追加になりました。



『坂出市』

坂出JCTの直前で「坂出市」に入ります。
カントリーサインの絵柄は「瀬戸大橋と瀬戸内海」。
この先、高松道・高松方面に進むと、丸亀市と坂出市の市境が交互に入り込む区間があり、同じデザインのカントリーサイン標識が再び登場します。

ここ坂出市は、本州(岡山)と四国を結ぶ「瀬戸大橋」四国側の玄関口となる街。かつて沿岸地域は塩業が盛んで塩田が多数存在していたそうですが、現在では埋め立てなどにより大規模な工業地帯へと姿を変えました。
 [2] 坂出ジャンクション




接続
JCT
◆[E11]高松自動車道
 TAKAMATSU EXP
 高松 徳島
 Takamatsu Tokushima

 [E28]神戸淡路鳴門道 方面
 KOBE-AWAJI-NARUTO EXP

◆[E30]瀬戸中央道 方面
 FOR SETO-CHUO EXP
 ([E11]高松自動車道 坂出支線)

 坂出 岡山 坂出IC 方面
 Sakaide Okayama Sakaide-IC



『[2] 坂出JCT』
『←[E30瀬戸中央道
方面]坂出 岡山』
『↑[E11高松道]高松 徳島 E28神淡鳴道』

『←坂出IC』『↑高松空港』

坂出JCT。
[E11]高松道・坂出支線と接続。

高松道・坂出支線は、坂出JCT~坂出IC(TB)間を結ぶ延長約2kmの枝線区間。坂出IC(TB)から先は、[E30]瀬戸中央道(瀬戸大橋)へと接続。本州・岡山方面へと続いています。

分岐直前の案内標識は、以前まで内照式のものが採用されていましたが、現在はナンバリング導入時に超高輝度反射式のものへと変更され、使用書体も「公団ゴシック体」から現行の「ヒラギノ角ゴシック体」へと置換わりました。



『[2] 坂出JCT』
『←[E30瀬戸中央道方面]坂出 岡山』
『↑[E11高松道]高松 徳島 E28神淡鳴道』


坂出JCT分岐。

[E11]高松道 高松・徳島・神戸淡路鳴門道・高松空港方面は直進方向。

[E30]瀬戸中央道(瀬戸大橋) 坂出・岡山 方面は分岐を左方向へ。

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