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 トップページ > 道路 > 自動車専用道路 > 小郡萩道(下り線) 美祢東JCT~絵堂IC

路線名称 一般国道490号 (バイパス)
小郡萩道路
OGORI-HAGI ROAD
ナンバリング ---
路線延長
12.9km(※)
※事業中・現道活用区間含む延長は約28km
道路種別 地域高規格道路
起点・終点
(開通区間)
【起点】山口県 山口市~【終点】山口県 萩市
(美祢東JCT ~ 絵堂IC)
道路管理者 美祢東JCT-美祢東料金所(※) ※料金所施設含む
西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)
十文字IC-絵堂IC
山口県
路線
概要・特徴

・山口県山口市小郡から美祢市を経由し同県萩市に至る、一般国道490号バイパス(地域高規格道路)

・中国自動車道 小郡IC/JCT-美祢東JCT間は本路線の重複区間とされている(本ページでは便宜上、実質的な整備供用中の区間である美祢東JCT-絵堂IC間を紹介します)

・十文字-絵堂IC間の通行料金は無料。山陰と山陽の南北間を結ぶ計画とされており、医療・物流・災害時緊急路等としての機能向上や、観光地へのアクセス性拡大など多くのメリットが期待されている




中国自動車道(下り線)
美祢東ジャンクション付近

『[34-2] 美祢東JCT 1km』
『← [小郡萩道路(無料区間)] 秋吉台 萩』
『↑ [E2A 中国道] 下関 北九州』


E2A中国自動車道(下り線)美祢東JCT手前付近。

「小郡萩道路」は美祢東JCTで接続しています。標識の案内に従い、あらかじめ左側車線へ。

写真は美祢東JCT1km手前付近。
左路肩に設けられているスペースは中国道「真名(まな)バス停」。現在は発着するバスが無いため安全上の観点から車線分離標で閉塞されているようです。



『この先 急カーブ R=400』

美祢東JCT周辺をはじめ、山口県内を通過する中国道は山間いを縫うように通過する区間が占めており、見通しの悪い急なカーブや勾配が連続する区間が多く存在しています。車間距離と走行速度に注意を。



『R=400』



『中国自動車道』

『小郡萩道路』
『十文字IC-絵堂IC工事通行止め 7月29日~7月30日 20時~翌6時』


美祢東JCTのジャンクション情報板(J板)。
中国道・下関方面と小郡萩道路方面のものが1面ずつ設置。

小郡萩道路方面の情報板は、道路管理者である「山口県」が設置しているため、高速道路会社設置の道路情報板とはデザインと仕様が多少異なることがわかります。



『[34-2] 美祢東JCT 500m』
『← [小郡萩道路(無料区間)] 秋吉台 萩』
『↑ [E2A 中国道] 下関 北九州』


「小郡萩道路」は、山口県が管理する一般国道490号の自動車専用道路。通行料金は無料で供用されており、JCT案内標識にも無料区間である旨がしっかりと併記されています。

標識も路線名称の通り「萩」方面を案内していますが、現在は美祢東IC~絵堂IC間の約12km区間のみ供用中。

絵堂ICから先、萩方面は未開通(一部事業中)。
途中からは一般道経由で行くことができます。



中国道 490キロポスト地点。
  [34-2] 美祢東ジャンクション




接続
JCT
◆[E2A] 中国自動車道 (下り線)
 E2A CHUGOKU EXP

 下関 北九州 方面
 Shimonoseki Kitakyushu

◆小郡萩道路 (下り線)
 OGORI-HAGI ROAD
 【無料区間 TOLL FREE】

 秋吉台 萩 方面
 Akiyoshidai Hagi



『[34-2] 美祢東JCT』
『← [小郡萩道路(無料区間)] 秋吉台 萩』
『↑ [E2A 中国道] 下関 北九州』


まもなく、美祢東JCT。

中国道 下関・北九州方面は直進方向。
小郡萩道路 秋吉台・萩方面は分岐を左方向へ。







『[34-2] 美祢東JCT』
『← [小郡萩道路(無料区間)] 秋吉台 萩』
『↑ [E2A 中国道] 下関 北九州』


美祢東JCT分岐部。
今回は、左方向・小郡萩道路方面へ…。

ちなみに今回走行する「小郡萩道路」ですが、なぜか高速道路等における路線ナンバリングの路線番号が割り当てられていません。

秋吉台や萩や長門エリアなど。国内外問わず多くの観光客が訪れる地域を結ぶ路線としては、国土交通省が定めるナンバリング制定の対象路線に該当するようにも思われるのですが…。

路線番号が未割当となっている理由や真意については、よくわかりませんでした。







『ETC車 カード挿入OK?』

この先料金所。

JCT名義ですが、ランプウェイの形状と規模はICに近い構造であるように感じます。



『強行突破 撮影中』

不正通行の抑止看板。
西日本の中国エリアでは良く見かける看板です。



『ETC車 カード挿入確認OK?』

料金所手前付近で中国道(上り線)方面からの流入ランプが合流します。



『美祢東』

『小郡萩道路』
『十文字IC-絵堂IC工事通行止め 7月29日~7月30日 20時~翌6時』


美祢東料金所。
レーン数は、出入口各2レーン(全4レーン)。

この先「小郡萩道路」は、前述からの通り、山口県が管理する無料の自動車専用道路。管理区分が異なるため、中国道方面からの車両は、本料金所でNEXCO路線区間の利用料金を出口清算します。

料金所自体はNEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)が管理運営を行っており、本料金所を境界に山口県との道路管理境となっている模様です。
 [   ] 十文字インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道490号
 Route 490

◆山口県道 30号 31号
 Yamaguchi-Pref. Route 30 ・ 31

 宇部 方面
 Ube

 美祢市美東町 (真名・十文字) 方面
 Mine-City Mito (Mana・Jumonji)



『← 十文字 出口 』
『↑ [無料] 萩 秋吉台』

『この先小郡萩道路(無料)は 自動車専用道路です 高速道路ではありません』
『対面通行』

十文字IC。美祢東料金所を通過してすぐ直近に設けられているインターチェンジです。

国道490号及び山口県道30号と接続。
併せて山口県道31号とも近接しています。

美祢市美東町の真名地区と十文字地区はこちらから。国道490号を南下して宇部方面へのアクセスも可能です。

出口付近の分岐部には、この先「小郡萩道路は自動車専用道路(高速道路ではない)」旨の内容示した標識が掲げられています。


ちなみに「十文字」というIC名称は、秋田県は湯沢横手道路にも同じ名称の十文字ICが存在していたりします。



十文字ICから先は、2車線(対面通行)区間。
車線数が減少します。



小郡萩道路 この先 無料です

小郡萩道路の十文字IC~絵堂IC間の概略路線図が記された案内看板が掲げられています。
(画像にカーソルを合わせると看板に拡大します)



十文字IC・下り線入口流入ランプが合流します。



『秋吉台IC 1km』
『太田IC 4km』
『絵堂IC 10km』


距離確認標識。
下り線で唯一ここ1ヵ所だけに設置されています。

次のICは、ここから約1km先の秋吉台IC。
終点の絵堂ICまでの距離は約10kmです。



1キロポスト地点。



本線路外のガードレール。
山口県ではおなじみのオレンジ色(みかん色)のものが設置されていました。

航空写真で見ると、こちらはどうやら側道等ではなく管理用道路のようです。



『秋吉台 出口 500m』



NEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)交通管理隊の道路巡回車(紺パト)。

「小郡萩道路」は同社の管理所掌外ですが、部分的に乗り入れすることで美祢東料金所付近の管理境までくまなく巡回するためと思慮されます。



『十文字IC-絵堂IC 工事通行止め 7月29日~7月30日 20時~翌6時』

取材当時の流出情報板(A板)には、工事による夜間通行止の予告案内が表示されていました。
 [   ] 秋吉台インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道435号
 Route 435

 秋吉台 秋芳洞 方面
 Akiyoshidai Akiyoshido

 美祢市 秋芳町 美東町(綾木) 方面
 Mine-City Shuhou Mito(Ayagi)




『← 秋吉台 出口 』

秋吉台IC出口。

国道435号と接続。美祢市秋芳町及び美東町の綾木地区はこちらから。

カルスト地形台地として日本最大を誇る国定公園「秋吉台」とその地下に位置する日本最大の鍾乳洞「秋芳洞」へは、その名の通り本ICが最寄りとなります。

なお、秋吉台ICはハーフインターチェンジ。中国道方面の出入のみ可能な構造となっているので利用方向に注意。

建設事業当時は「秋吉南IC」という仮称が用いられていたとのことです。



『← 秋吉台 出口 』
『↑ [無料] 萩 』


本線方面の案内標識。

次のICではなく、「萩」とざっくりとした方面だけが標記されています。



『道の駅 みとう 4km』

道の駅「みとう」まで4km。

小郡萩道路にはSA・PAといった休憩施設はありません。

お手洗い・食事などの小休止は、次の大田(おおだ)ICを一旦流出し、近傍に位置する「道の駅みとう」を利用するように促す案内標識があります。



『横風注意』

綾木橋。下部を国道435号が通過しています。

橋梁部は強風時の横風に注意。



『上り勾配 4% 速度注意』







上り勾配の頂点付近。

中央分離帯の車線分離標がガードレールへと変わります。



『下り勾配 4% 速度注意』



『道の駅 みとう 大田IC出口より900m』

「道の駅 みとう」へは、次の大田ICから。



『下り勾配 4% 速度注意』

大田IC付近まで、長い下り勾配が続きます。



『大田 出口 1km』

小郡萩道路の各ICには、施設番号(インターチェンジ番号)が割り当てられていません。

案内標識類も、本来はIC番号が入る部分が打ち消したデザインのものが起用されていることがわかります。



『横風注意・この先 キリ注意』



『道の駅 みとう 大田出口より900m』



『十文字IC-絵堂IC 工事通行止め 7月29日~7月30日 20時~翌6時』



第一大田川(おおだがわ)橋。

橋梁下を「大田川」と平行する山口県道28号が交差。大田川は本路線沿いを蛇行しており、この先も橋梁部で幾度か交差します。
 [   ] 大田インターチェンジ



出口
EXIT
◆山口県道 28号 30号
 Yamaguchi-Pref. Route 28・30

 美祢市 美東町 (大田・長登) 方面
 Mine City Mito (Oda・Naganobori)

 道の駅 「みとう」
 Roadside Station 「Mito」



『← 大田 出口 』

大田(おおだ)IC出口。

山口県道28号・30号と接続。美祢市美東町の大田地区と長登地区へはこちらから。

道の駅「みとう」へも当ICが最寄りです。

道の駅みとうは、大田IC出口から約900m。山口県道30号沿いに位置しており、売店やレストラン、大田川の親水公園等が隣接しておりドライブ中の休憩にも便利です。

小郡萩道路上に休憩施設はありませんが、無料区間のため乗り降りは自由。気軽に近隣の道の駅や周辺の観光地に立ち寄ることができます。



『← 大田 出口 』
『↑ [無料] 萩 』



大田IC・下り線入口流入ランプが合流します。



『チェーン着脱場 1km先』



大田ICから先は、トンネルが複数存在する区間に入ります。



『大田(おおだ)トンネル 長さ206m』

大田(おおだ)トンネル。
トンネル延長は206mと短いです。



『横風注意』



第二大田川(おおだがわ)橋。

再び大田川を横断します。



『追越車線 1.8km先』

この先、追越車線が付加されます。



『チェーン着脱場』

山間部につき、積雪や路面凍結に備えて「チェーン着脱場」が設けられています。



『中山トンネル 長さ497m』

中山(なかやま)トンネル。



中山トンネル内。







『長登(ながのぼり)トンネル 長さ578m』

長登(ながのぼり)トンネル。



長登トンネル内。







ここから追越車線が付加されます。

なお、この付近の沿線には、「長登の枝垂桜」と呼ばれる樹齢130年以上・高さ9mに及ぶ1本桜が名所となっており、桜の花は毎年4月に見頃を迎えるそうです。



『上り勾配 4% 速度注意』

上り勾配区間。
追越車線区間は約1km程の長さです。



『絵堂 2km』

終点・絵堂(えどう)ICまで2km。

本線左側を通過している側道は、山口県道241号。 またしても山口県おなじみのオレンジ色(蜜柑色)のガードレールの姿がチラっと見えます。

県道は絵堂地区と大田地区を結んでいるようですが、道幅はそれほど広くなさそうです…。



『車線減少』

上り勾配の頂点付近で追越車線は終了。
再び2車線の対面通行区間へ減少します。



『対面通行 300m先』

追越車線側が減少します。
左側車線へ…。



10キロポスト地点。



『対面通行』


再び対面通行区間入ると、トンネルの坑口が見えてきます。



『鞍掛山(くらかけやま)トンネル 長さ1018m』

鞍掛山(くらかけやま)トンネル。

トンネル延長は1018m。
小郡萩道路の現在供用中の区間で最も長いチューブとなります。



鞍掛山トンネル内。



『終点 300m先 速度落せ』

『横風注意』

トンネルを抜けると、すぐに「この先終点」を示す案内標識が現れます。



碇川・山崎川橋。

橋梁下を「山崎(やまさき)川」、再び平行して山口県道28号が交差しています。
 [   ] 絵堂インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道490号
 Route 435

◆山口県道 28号
 Yamaguchi-Pref. Route 28

 萩 長門 方面
 Hagi Nagato

 美祢市 美東町 (絵堂・赤) 方面
 Mine City Mito (Edo・Aka)



『速度落せ 終点』

終点・絵堂IC。

国道490号・山口県道28号が接続。

美東町の絵堂地区・赤地区の最寄ICとなります。



『終点 速度落とせ』『追突注意』

『信号機有 終点』


現時点の終端ICとなるため、そのまま減速OFFランプへと進入します。

絵堂ICから先、萩方面への延伸については、絵堂IC~萩市・明木(あきらぎ)地区までの約9km区間については建設事業化が決定。

取材時時点で、絵堂ICのランプウェイ付近からは、萩方面への延伸や工事等の気配はあまり見受けられませんでしたが、国道490号沿いには本線を横断させるためと思しきボックスカルバート等の姿が確認できました。

明木以遠の萩IC(山陰道)方面までの約6km区間については、国道262号及び旧・萩有料道路等の「現道活用区間」とされているようです。



『この先 200m』
『 ←(県道28号) 長門 』
『 →(国道490号) 萩 』




『自動車専用道路 ここまで』

『 ←(県道28号) 長門 』
『 →(国道490号) 萩 』


絵堂IC交差点。
ここで小郡萩道路は終点となります。

長門・絵堂地区・赤地区方面は交差点を左折し、山口県道28号へ。

IC周辺には、秋吉台国定公園に位置する鍾乳洞「大正洞」や「秋吉台動物公園サファリランド」など観光スポットも点在。秋吉台を縦断するカルストロードを北側からアクセスすることも可能です。

萩方面は交差点を右折し、国道490号へ。
ただし、国道490号の一部には10km近く離合が困難となる狭隘区間が存在するため、途中より山口県道32号を経由するよう推奨案内されている区間があります。

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