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 トップページ > 道路 > 高速道路 > E5名寄美深道路(下り線) 名寄IC~美深北IC

路線名称 一般国道40号 (バイパス)
名寄美深道路
NAYORO-BIFUKA ROAD
ナンバリング E5
路線延長
23.1km
道路種別
北海道縦貫自動車道に平行する
一般国道自動車専用道路
(A´路線)
起点・終点
(区間)
【起点】 北海道名寄市~【終点】 北海道中川郡美深町
(名寄IC ~ 美深北IC)
道路管理者 国土交通省 北海道開発局
路線概要・特徴
・通行料金は全区間無料

・かつては、名寄IC-美深IC間を「名寄バイパス」、
 美深IC-美深北IC間を「美深道路」と称されていた。
 後に美深道路区間の開通に伴い、両路線を総称して
 「名寄美深道路」へ名称を変更した経緯がある

・サービスエリア、パーキングエリア等休憩施設の設置はなし

・名寄IC以南は現在事業中。E5道央自動車道と接続する予定




『E5名寄美深道路 
稚内・美深方面 200m先右折』
『通行無料』

名寄市街地へと続く国道40号から、ひとつ道を逸れること約1km。名寄美深道路の南端となる名寄ICが見えてきます。

「名寄美深道路」は、国土交通省北海道開発局が所管する一般国道の自動車専用道路であり、通行料金は無料で供用されています。

入口標識と共に赤字で大きく掲げられた「通行無料」の表示はインパクトがあります。



『歩行者・自転車・125cc以下のバイクは通行できません。名寄市街を通行して下さい。』

名寄美深道路は自動車専用道路のため、歩行者や自転車ならびに125cc以下のバイクは通行できません。

入口手前には、これらの通行規制を示す案内板が複数設置されています。

通行料金が無料なのは利用者としても大変有難い反面、料金所施設が無いことから、歩行者や自転車等が容易に入りやすく、重大事故に発展したりといった問題が全国で多数発生しており大きな課題となっているようです。
 [  ] 名寄インターチェンジ  




『E5名寄美深道路 稚内・美深方面 右折』
『通行無料』


名寄IC名寄美深道路の入口は信号の無い交差点を右折。(直進方向は至る名寄市風連町方面)

名寄ICからは、北側の美深・稚内方面へのみ行くことができます。

南側方面の本線は現在未供用(未開通)。
将来的に多寄を経て、士別剣淵ICから道央自動車道と接続する予定となっています。

2006年に、士別剣淵IC-多寄IC間を「緊急に整備すべき区間」として着工が決定。その一方、多寄IC-名寄IC間を「当面着工しない区間」として事業凍結となった過去がありました。

その後2014年に凍結は解除となり、現在はいずれも開通に向けて事業中となっています。



名寄IC入口案内標識の拡大。

現在は進行方向が稚内方面に限られているため、入口案内標識には、IC名称ではなく、「稚内・美深」と行き先の方面を標記していることがわかります。

また、訪日諸外国人をはじめとする全ての利用者にわかりやすい道路案内を実現すべく、国土交通省が主体となり2017年頃より導入を進めている「高速道路ナンバリング」の併記が既に実装されたものに置き換えられていました。

道央自動車道、名寄美深道路をはじめ、北海道縦貫自動車道として構成される路線においては、ナンバリング「E5」が付与されています。



『名寄-美深北 作業中路肩規制』

名寄IC入口ランプ。
通行料金は無料。料金所施設等は存在しません。あるのはC型情報板と通行止の際に稼動すると思われる遠隔遮断機のみ。

右手の盛土のスペースは、将来多寄・道央道方面に延伸した際の本線用のスペースとも見てとれます。



『この先 対面通行』 

1kp地点。
この先すぐに対面通行(2車線)となります。



『対面通行』



『[  ] 名寄北 3km』
『美深 19km』
『稚内 171km』


次のICは名寄北IC。

距離確認標識中段の「美深」の項目は「美深IC」ではなく、「美深市街」までの距離を示したものが掲げられています。



『追越車線 2km先』

2kp地点。



「北のかけ橋」で「天塩川(てしおがわ)」を渡る…。

橋梁毎に橋名称が記された表示板は、開発局が所管する道内の自動車専用道路では他路線でも度々見かけることができます。

本線の規制速度は70kmです。



『[  ] 名寄北 2km』



『[  ] 名寄北 下川 出口1km』

4kp地点。

ここから名寄北ICの前後は4車線で整備されています。



『[  ] 名寄北 下川 出口500m』

路側に設置されている大きな案内標識は、通常2本の支柱で支える「複柱式」ものが主流ですが、ここでは1本の支柱で支える「単柱式」を採用しているものが多く存在します。



『名寄-美深北 作業中路肩規制』
『動物注意』
 [  ] 名寄北インターチェンジ    



出口
EXIT
◆国道40号 Route40

 名寄市街 方面

 
Central Nayoro
◆国道239号 Route239

 下川 方面
 Simokawa 
 




『←[  ] 名寄北 下川 出口』

名寄北IC。
名寄市街・下川方面はこちらから。

出口案内標識の方面にある「下川」へは、名寄北ICから国道40号→国道239号(下川国道)という主要ルートを経てアクセスができます。

ただし、ルート的に名寄市街北側から大回りしてしまうことになるため、下川方面へは名寄美深道路を使わずにそのままR40号で名寄市街を横断した方が効率は良いのかもしれません。



『←[  ] 名寄北 下川 出口』 

名寄北ICには、名寄美深道路の維持管理業務をを行うための国交省開発局の管理施設「名寄北管理ステーション」が隣接しています。

管理ステーションには、一般者用のお手洗いも併設されており、利用することができるそうです。

なお、名寄美深道路には、サービスエリア・パーキングエリア等の休憩施設はありません。

全線無料で供用しているため、気軽に乗り降りができますが、休憩やトイレ、給油等は一般道へ降りた先で商業施設や道の駅、ガソリンスタンド等を自身で探す必要があります。



 



 
『車線減少 左へ』 

6kp地点。

名寄北ICを通過すると、再び2車線(対面通行)区間へ…。



『この先 対面通行』



『[  ] 智恵文 9km』
『美深 14km』
『稚内 166km』


まっすぐな切土区間が続く…。

次のICは智恵文(ちえぶん)IC。
美深市街まで14km、稚内市街まで166km。

こちらの案内標識も、美深までの距離案内は「美深IC」ではなく、「美深市街」までの距離を示したものが掲げられていました。

なお、名寄美深道路の各ICには番号が割当てられておらず、標識上においても番号部分が「空欄」となっているのが現状です。

将来、道央自動車道と接続を果たした際には、道央道からのIC番号を引き継いで割当てる予定などがあったりするのでしょうか…?



『風速1m 気温20℃ 路温31℃』

気象情報を提供する道路情報板。
風速・気温・路温が表示されています。



『確認基点』



『動物注意』

動物注意の警戒標識。

名寄美深道路では、「キツネ」のシンボルを起用したデザインのものが多数点在しています。



反対車線(上り線)側には、本線へと合流する
ランプが見えます。

これは「智恵文南IC」の入口ランプ。名寄北IC~現在の智恵文IC方面への延伸開通までの事業途中、暫定的な終点IC(仮出入口)として整備されたICです。

その後、以北延伸の際に当ICは入口専用として運用を変更。下り線側の出口は廃止とし、上り線方面の入口ランプだけが残り現在に至ります。

終点当時は、当ICを「智恵文IC」として運用、現 智恵文ICの開通に際し、「智恵文南IC」入口へ名称の変更が行われたとのことです。

よって智恵文南ICは、上り線・名寄方面への流入のみが可能。上下線とも一般道への流出はできません。



ゆるやかなアップダウンが続く…。
名寄北IC-智恵文IC間は、切土(切り通し)となっている部分の割合が多いのが特徴です。



『[  ] 智恵文 2km』
『除雪車待避所に付駐停車禁止』
 



『[  ] 智恵文 美深市街 出口1km』



『[  ] 智恵文 美深市街 出口500m』 



『名寄-美深北 作業中路肩規制』



『動物注意』
   [  ] 智恵文インターチェンジ  



出口
EXIT
◆国道40号 Route40

 美深市街 方面
 Central Bifuka



『←[  ] 智恵文 美深市街 出口』

案内標識の「美深市街」の表示は、開通後に後付けされたような痕跡があります。



『←[  ] 智恵文 美深市街 出口』

智恵文IC。
美深市街方面はこちらから。
国道40号とダイレクトに接続しています。

当ICは、名寄方面のみ利用可能なハーフ構造。
(美深北方面の利用はできません)



『風速5m 気温22℃ 路温37℃』

気象情報を提供する道路情報板。
河川付近は「吹流し」と併せて設置されています。



『天塩川(てしおがわ)』
『智恵文大橋 468m』


智恵文大橋。再び「天塩川」を渡ります。



『[  ] 美深 2km』

次のICは、「美深」(びふか)IC。

智恵文IC-美深IC間は距離にして約3km程しか離れていません。



『追越車線 2km先』



『[  ] 美深  出口1km』



『美深町』

「美深町」へ入ります。
カントリーサインの絵柄には、美深を流れる「天塩川」と「チョウザメ(とキャビア)」が描かれています。



『[  ] 美深 出口500m』

美深ICは北海道道49号と接続。
案内標識にもちゃんと道道49号のシンボルが併記されています。



『名寄-美深北 作業中路肩規制』
  [  ] 美深インターチェンジ



出口
EXIT
◆国道40号 Route40

 美深市街 方面
 Central Bifuka
◆北海道道49号 Route49

 雄武 方面
 Omu



『←[  ] 美深 出口』 



『←[  ] 美深 出口』

美深IC。
北海道道49号と接続。美深市街(国道40号)と雄武(おうむ)方面を結んでいます。

現在は全線通して「名寄美深道路」という名称で呼称されていますが、かつてはこの美深ICを境界に、以南を「名寄バイパス」。以北を「美深道路」と名称を分けていたそうです。



『追越車線 長さ1000m』

美深ICを通過すると、追越車線が現れます。



『動物注意』

追越車線はわずか1kmと短い…。



『車線減少 左へ』 



『[  ] 美深北 2km』

終点の美深北ICまで2km。
ボックスカルバートをくぐります。



『美深菊丘トンネル 長さ:275m』 

美深菊丘(びふかきくおか)トンネル。
トンネル名称標識に独特の書体が用いられているのが特徴的です。

全長275mのトンネル直上には、「美深スキー場」のゲレンデが存在します。

比較的小規模な町営スキー場ではありますが、国際スキー連盟公認のフリースタイル(エアリアル)競技コースを所有しているそうです。

工事は、ゲレンデの一部を掘削し、アーチ状のトンネル覆工セグメントを並べて配置した後、埋め戻す形の工法がとられました。



美深菊丘トンネル内。

トンネル内部の壁面と天井には、並べられたトンネルアーチの節目らしき模様も確認できます。

対面通行区間ですが、この付近の中央分離帯は樹脂製ポールではなく、ガードレールで構成されており、反対車線へ車両が突破するの危険性も少なく安心感があります。



トンネル先は、左カーブ。

沿線には、美深の原野を見渡すことができます。
所々に住居や牛舎などの存在も確認できました。



『[  ] 美深北 出口1km』
『8km 道の駅 びふか』

この先にある道の駅「びふか」は約8km先。
美深北IC出口から国道40号を音威子府方面へ向かう途中にあります。

「道の駅びふか」には森林公園が隣接。園内には「びふか温泉」や「キャンプ場」、「美深チョウザメ館」などの施設が併設しており、ゆっくりと楽しむことができます。



『終点 500m先 速度落せ』
 [  ] 美深北インターチェンジ 



出口
EXIT
◆国道40号 Route40

 名寄  美深市街 方面
 Nayoro  Central Bifuka

 稚内  音威子府 方面
 Wakkanai  Otoineppu



『速度落せ 終点』

『敷島こ線橋』

終点付近の「敷島こ線橋」では、JR宗谷本線の軌道をオーバーパスしています。



『←(40) 名寄 美深市街』
『→(40) 稚内 音威子府』


この先、美深北IC~音威子府方面への自動車専用道路延伸事業については、現在までのところ「予定路線」とされるに留まっており、基本計画にも含まれておらず具体的な事業化の目途は立っていないようです。

現地も将来延伸に向けた準備工や構造物等の気配については確認できませんでした。



『この先 200m 自動車専用道 終り』
『この先 200m 交差点あり』

200m先自動車専用道終点。
一般道方向へ大きく左にカーブした後、丁字路交差点となります。



23kp地点。



『←(40) 名寄 美深市街』
『→(40) 稚内 音威子府』
『→ 道の駅びふか 7km』
 

美深北IC。名寄美深道路はここで終点。
丁字路交差点で国道40号の一般道に接続します。

稚内・音威子府・道の駅びふか 方面は右折。
名寄・美深市街 方面は左折です。

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