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 トップページ > 道路 > 高速道路 > 首都高速道路 神奈川7号横浜北線(上り線) 横浜港北JCT~生麦JCT

路線名称 首都高速道路 神奈川7号 横浜北線
SHUTOKO EXPWY
K7 Yokohama-kita Route
ルート番号 K7
路線延長
8.2km
道路種別 都市高速道路
起点・終点
(区間)
【起点】神奈川県横浜市~【終点】神奈川県横浜市
(生麦JCT ~ 横浜港北JCT)
道路管理者 首都高速道路株式会社
路線
概要・特徴

・神奈川県横浜市都築区~鶴見区(生麦JCT~横浜港北JCT)間の全長8.2kmを結ぶ都市高速道路。

・首都高速道路(K1)横羽線・(K5)大黒線・[E83]第三京浜道路と接続。横浜港と市内内陸部を縦断し、既存幹線道路の渋滞緩和や交通需要に対する機能増強に寄与するものとして期待されている。

・全長8.2kmのうち、5.9kmの約7割がトンネル(横浜北トンネル)構造で構成されている。

・通称「北線(きたせん)」と呼称され、首都高速道路株式会社が発行する広報やルートマーカー標識も「北線」という表記が用いられている。




[E83]第三京浜道路 港北インターチェンジ
出口料金所

『[5] 港北』

今回は、首都高速神奈川7号「横浜北線・上り線」を横浜港北JCT(第三京浜・港北IC)から生麦JCT方面に向けて走行。

横浜港北JCT(港北IC)では、第三京浜と首都高の横浜北線が相互接続しています。

まずは、第三京浜・港北ICの出口で流出。
この先は別料金となるため、港北料金所で第三京浜の通行料金の清算を経て横浜北線への流入ランプへと進んで行きます。

料金所の上部を通る高架は、現在建設中の首都高速道路・神奈川7号「横浜北西線」の本線です。

首都高・横浜北西線は2020年3月22日開通予定。
これにより、横浜北線・横浜港北JCT-東名高速・横浜青葉IC間がめでたく結ばれる運びとなります。



『←[K7] 首都高 湾岸線』
『この先 別料金』


『→ あざみ野 荏田 新横浜』

港北料金所を通過後、すぐに分岐が現れます。

一般道(あざみ野・荏田・新横浜)方面に流出する場合は分岐を右方向へ。
首都高横浜北線(湾岸線)方面は分岐を左方向へ。

今回は左方向、首都高(横浜北線・湾岸線)方面へと進みます。

首都高方面を案内する標識板の「湾岸線」標記の右隣にはスペースが空けられており、横浜北西線が延伸の際、案内標記が追記できるようになっているものと思われます。



横浜港北JCTのランプウェイ。
途中には、白くマスク処理が施された門型標識が設置されています。

隠されている表示内容は読み取れませんでしたが、横浜北西線方面の開通に併せて準備されているもののようです。




横浜港北入口の合流予定地点。

横浜港北出入口は、北西線の開通にあわせて供用予定。取材当時は工事中のため、合流部分はバリケードで閉鎖された状態となっていました。


現在の港北IC・横浜港北JCTは、第三京浜-首都高・横浜北線間の相互連絡のみが可能であり、横浜北線側は一般道との出入りができませんでしたが、今後は、北西線と併せて横浜港北出入口が整備されることにより、一般道との出入りが可能となる見込みです。



地上部から高架部を結ぶランプウェイ。
ぐるりと大きなカーブを描きながら、上り勾配が続きます。
 横浜港北ジャンクション



接続
JCT
[K7] 神奈川7号 横浜北線(上り線)
 K7 Yokohama-kita Route
 湾岸線 横浜公園 方面
 Bayshore-route Yokohama-koen
 新横浜 羽田 方面
 Shin-yokohama Haneda

◆[K7] 神奈川7号 横浜北西線( り線)
 K7 YokohamaHokusei Route
 [E1] 東名 方面
 TOMEI EXP



[K7][K1] 湾岸線 横浜公園 』
→ [K7][E1] 東名 

横浜港北JCTの案内標識。
この先、横浜北線と横浜北西線の各方面に分岐する予定となっています。

現在、横浜北西線方面は事業中(未供用)のため、横浜北線(湾岸線・横浜公園)方面のみに進むことができます。

建設中の横浜北西線方面の案内標識も準備済み。既に掲げられた標識板には、開通までの間はマスク処理が施されています。

マスク処理で隠された部分には、「E1東名・横浜北西トンネル1.6km先」と記された標記のシルエットがうっすらと確認できました。







『横浜港北JCT』
[K7][K1] 湾岸線 横浜公園 』
→[K7][E1] 東名 


横浜港北JCTの分岐予定地。
この付近で横浜北線・横浜北西線の各方面に分岐する予定となっています。

横浜北西線の開通接続時には、車線運用は2車線となる模様です。分岐は色別での案内が行われるらしく、横浜北線方面を「赤」、横浜北西線方面を「青」として、標識矢印部分への着色や路面へのカラー舗装が施されていることがわかります。



横浜港北JCT分岐部。
そのまま、横浜北線 湾岸線・横浜公園方面へ。

右側のバリケードで閉鎖されている部分が横浜北西線・東名方面へと続くランプ。工事は大規模な作業が終了し、舗装やレーンマーク、施設設備等の仕上げの段階に入っている様子でした。







『料金所 200m』

まもなく、料金所。



川向(かわむこう)料金所。

横浜港北JCTのランプウェイ上の途中に設けられており、ここで首都高区間の入口(課金)処理を行います。

なお、この川向料金所は、横浜北西線の開通に伴い、「川向料金所」→「横浜港北料金所」へと名称変更が行われる予定となっています。



本線合流部。

横浜北西線は未開通。現在は事実上の末端部となっているため、本線を後方から走行してくる車両はいません。

通行車両も少なくガラリとした印象を受けます。今後は横浜北西線が開通し、東名方面へと接続した際には、交通量が一体どのように変化するのでしょうか…。



横浜北線の本線に流入。
走行中、右手の車窓からは「日産スタジアム」の姿を見ることができます。

横浜港北JCT-新横浜間は、上下線を階層で分離した高架構造で鶴見川沿いを通過します。

途中には、鶴見川の支流となる「大熊川」を渡る「大熊川トラス橋(橋長158m)」を渡ります。この橋は、両端の橋脚のみで支える上下2層構造のトラス橋としては日本最長であり、2015年には土木学会田中賞を受賞しているそうです。



『[K7] 北線』

横浜北線のルートマーカー標識。
「北線(きたせん)」と略称で標記されています。



『新横浜(576) 出口 400m』
『危険物車はこの出口で出てください』


『危険物積載車両通行禁止
湾岸線方面 横浜北トンネル この先700m』


『冬タイヤ装着・チェーン携行 [B]空港中央まで25分』



『下り勾配 5%』

新横浜出口付近。

新横浜より先はトンネル区間に入るため、次第に下り勾配となり、地上部へと近づきます。

 [756] 新横浜出入口



出口
EXIT
◆神奈川県道13号

 新横浜 小机 新羽 方面
 Shin-yokohama Kozukue Nippa

 新横浜駅 方面
 Shin-yokohama station. 



『←新横浜(576) 出口』
『危険物車はこの出口で出てください』

『↑次は 岸谷生麦(752) 右出口』


『危険物積載車両通行禁止
湾岸線方面 横浜北トンネル この先600m』 


新横浜出口。
神奈川県道13号と接続しています。
新横浜 ・ 小机 ・ 新羽 方面はこちらから。

新横浜から先、横浜北トンネルは危険物積載車両の通行が禁止されているため、対象車両は新横浜出口で流出する必要があります。



『←新横浜(576) 出口』
『危険物車はこの出口で出てください』

『↑次は 岸谷生麦(752) 右出口』


『危険物積載車両通行禁止
湾岸線方面 横浜北トンネル この先400m』 


『下り勾配 7%』


新横浜出口の次は、岸谷生麦出口。

新横浜出入口と岸谷生麦出入口の間には、もうひとつ「馬場出入口」が設置予定となっており、現在事業中(未供用)となっています。

次の岸谷生麦出口の案内標識をよく見ると、部分的にマスク処理が施されており、馬場出口の開通を想定した表示変更への準備が既に出来ていることがわかります。



『トンネル用信号』

正面には、新横浜エリアの街並みが広がります。

新横浜出入口から先は、トンネル区間へ…。
この先の「横浜北トンネル」は、延長5km以上に及ぶ長大トンネル。そのため、トンネル手前には、非常用としてトンネル用信号機と通行止遮断機が設置されています。



トンネル警報板。
トンネル内部で火災や事故等が発生した際、情報提供・進入禁止措置・避難誘導を行う設備です。



『横浜北トンネル 5900m』
『トンネル用信号』『危険物積載車両通行禁止』

「横浜北トンネル」に入ります。

トンネルの延長は5.9km。横浜北線全区間(8.2km)のうち、約7割がこの横浜北トンネルの区間で占めていることになります。

新横浜-岸谷生麦までの間は、高低差の起伏が激しく、住宅や構造物が多く密集する地域を通過することから、トンネル構造とすることで周辺環境や用地取得による支障移転による影響を極力少なくする配慮がなされました。

なお、横浜北トンネルは危険物積載車両の通行は禁止されています。



トンネル入口付近では、新横浜入口のランプが合流します。



トンネル両坑口付近の断面はボックス型ですが、内部に進むと、円形の断面へと形状が変化します。

トンネル本体工事は、「シールド工法」と呼ばれる円筒形状のシールドカッターマシンを用いて掘削が行われました。



『[K7] 北線』 







『トンネル内非常口 すべり台式』
『トンネル用信号』 

トンネル内のトンネル警報表示板。
非常時は停止措置や避難誘導に関する内容が表示されるようですが、平常時は「トンネル非常口 すべり台式」といった内容が表示点灯していました。

横浜北トンネルの避難通路は、本線車道下に設けられており、火災等の非常時は路肩の非常口からすべり台を滑り降りて避難する構造となっているそうです。(一部の換気塔など地上部へ上昇できる非常口を除く)

すべり台式の非常口は、NEXCO東日本が所管する東京湾アクアラインのアクアトンネルでも採用実績がありますが、首都高速道路株式会社が所管する路線では、この横浜北トンネルが初の導入となったそうです。



『[K7] 北線』 

ルートマーカーは細かい間隔で設置されているように感じます。



『覆面パトロールカー 取締り路線』

速度取締機(オービス)らしき設備は見受けられませんでしたが、警察車両による交通違反の取締りは行われているようです…。



トンネル換気設備の「ジェットファン」。
換気や火災時の排煙等を行うための設備です。

トンネル内の空気は新横浜・馬場・子安台の全3箇所に設けられた換気塔から吸気・排気が行われています。特に排気については、周辺地域の環境へ十分配慮し、集塵・消音装置を介して排出される構造になっています。



『トンネル内非常口すべり台式
 渋滞中事故多発!前方注視』



『 調整中 』

調整中の表示幕が掛けられた案内標識が現れます。

これは現在事業中(未供用)の「馬場出口」を想定して準備されている案内標識。

調整中の表示幕で内容は隠されていますが、微かに「馬場出口 綱島・国道1号」の表示が透過して見えています。





   [754] 馬場出入口



出口
EXIT
◆神奈川県道111号

 馬場 綱島 大口 方面
 Baba Tsunashima Oguchi

 国道1号 方面
 Route1



『 調整中 』
『↑[K7] 次は 岸谷生麦(752) 右出口』


馬場出口の案内標識。こちらも左半分が調整中の表示幕で隠されています。



『トンネル内非常口 すべり台式』



『 馬場出入口 今年度 開通予定 』
『↑[K7] 次は 岸谷生麦(752) 右出口』


『トンネル用信号』

馬場出口の分岐予定地。

現在、馬場出入口は事業中(未開通)につき、そのまま通過するのみとなっています。

当初は、横浜北線の生麦JCT-横浜港北JCT間の開通と同時に供用予定としていましたが、一般道側の整備や用地取得、環境に配慮した工法で工事を進める必要が出てきたことから、供用予定が本線開通以降に延期となった経緯があります。

出口直近部分の案内標識には、「馬場出入口 今年度開通予定」と記された開通予告の表示が掲げられ、本線開通から遅れること約2年、ついに2019年度内に開通する見込みとなりました。

完成後は神奈川県道111号に接続。綱島や国道1号方面とのアクセスが可能となる予定です。







『[K7] 北線』  



『トンネル内非常口 すべり台式』

『トンネル用信号』







事業中(未開通)の馬場入口のランプが合流します。







『[K7] 北線』  



『上り勾配 4%』 

トンネル出口付近に近づくにつれて上り勾配となります。速度低下に注意が必要です。



『→岸谷生麦(752) 出口 800m』
『大黒ふ頭 国道15号』

次の岸谷生麦出口は横浜北トンネルを出てすぐ。
出口ランプは右車線側です。岸谷生麦出口で流出の際は早めの進路変更を…。



『[B] 湾岸線方面』
『あおり運転等 取締強化中!
冬タイヤ装着・チェーン携行』


道路情報板。生麦JCTから先、湾岸線方面に関する情報を提供している端末です。



『[B] 横羽線方面』
『[←] 浜崎橋JCTまで20分』
『[→] この先急カーブ 速度注意!』 


続いて道路情報板。こちらは横羽線各方面の情報を提供している端末です。



『JCT1.2km 
↑湾岸線・羽田 →横浜公園 岸谷生麦出口400m』 


トンネルから先、岸谷生麦出口~生麦JCTまでの分岐を案内する図形案内標識。

こちらは和文標記のみ。図形案内標識は情報量が多く、大型サイズのものが主流となっていますが、こちらはトンネル内部の限られた断面スペースの制約のもと、内容・図形が的確かつコンパクトに納められているのが特徴です。



『JCT1.2km
↑Bayshore-route
←Haneda
→Yokohamakoen
Kishiya-namamugi EXIT400m』 


続いて、同じ図形案内標識の英文標記バージョン。このように、和文・英文を分離して個々に設置される手法は、首都高・湾岸線などでも見受けられます。



『[K7] 北線』  



横浜北トンネル出口側坑口。

岸谷生麦の出口ランプはトンネル出口すぐ。
 [752] 岸谷生麦出入口  



出口
EXIT
◆神奈川県道6号

 鶴見 生麦 大黒ふ頭 方面
 Tsurumi Namamugi Daikoku Wharf

 国道15号 方面
 Route15 



岸谷生麦出口。

神奈川県道6号(産業道路)に接続しています。
鶴見・生麦・大黒ふ頭・国道15号(第一京浜)方面はこちらから。

なお、「大黒ふ頭」へは、この先首都高・大黒線を経由した「大黒ふ頭出口」が最寄出口となりますが、岸谷生麦出口からもアクセスが可能なことから出口の方面案内として表示されています。

周辺には、京急線生麦駅・JR鶴見線国道駅・キリンビール横浜工場・生麦事件の碑などがあります。



トンネルを抜け、岸谷生麦出口からは再び高架部区間へ…。

この付近では、国道15号やJR東海道線・京浜東北線・横須賀線・高島貨物線・京急線など、京浜地区を支える主要な道路・鉄道網が通過しており、横浜北線はその上部をまとめてオーバーパスしています。

本線走行中に車窓から鉄道交差の様子は確認できませんが、すぐ近傍にある「子安台公園」からは、高台広場より鉄道と首都高が交差する景色を俯瞰で楽しむことができる隠れた名所が存在します。



『500m →[K1] 横浜公園』 
『600m ←[K1] 羽田 ↑[K5・B] 湾岸線』

『横浜公園方面は 合流後右車線へ』

生麦JCT500m手前。

横羽線方面は、横浜公園方面と羽田方面で分岐の位置と方向が異なるので注意が必要です。



岸谷生麦入口(横羽線・湾岸線方面)ランプ。

岸谷生麦(横羽線・湾岸線方面)の入口は、国道1号(第二京浜)から接続しています。



『大型・特大車は湾岸線へ』



『[K7] 北線』 
 生麦ジャンクション



接続
JCT
◆[K5] 神奈川5号 大黒線(上り線)
 K5 Daikoku Route

 湾岸線 大黒ふ頭 方面
 Bayshore-route Daikoku Wharf

◆[K1] 神奈川1号 横羽線
 K1 Yokohane Route

 羽田 東京 横浜公園 方面
 Haneda Tokyo Yokohama-koen




『↑[K1][K5][B] 羽田 湾岸線 』
『→[K1] 横浜公園』



『生麦JCT』
『↑[K1][K5][B] 羽田 湾岸線 』
『→[K1] 横浜公園』


生麦JCT第一分岐。

横羽線・横浜公園方面は分岐を右方向へ。
横羽線・羽田・湾岸線方面は一旦、直進方向へ。



『生麦JCT』
『↑[K5][B] 湾岸線』
『←[K1] 羽田』


続いて、生麦JCT第二分岐。

横羽線 羽田・東京方面は分岐を左方向へ。
大黒線 大黒ふ頭・湾岸線方面は直進方向へ。

横浜北線は、生麦JCTで横羽線、大黒線の各線へと分岐・接続し終点を迎えます。

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