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 トップページ > 道路 > 高速道路 > 首都高速道路 神奈川7号横浜北西線(下り線) 横浜港北JCT~横浜青葉JCT

路線名称 首都高速道路 神奈川7号 横浜北西線
SHUTOKO EXPWY
K7 Yokohama-hokusei Route
ルート番号 K7
路線延長
7.1km
道路種別 都市高速道路
起点・終点
(区間)
【起点】神奈川県横浜市~【終点】神奈川県横浜市
(横浜港北JCT ~ 横浜青葉JCT)
道路管理者 首都高速道路株式会社
路線
概要・特徴

・神奈川県横浜市青葉区~都築区(横浜青葉JCT~横浜港北JCT)間の全長7.1kmを結ぶ都市高速道路。

・[E1]東名高速道路と[E83]第三京浜道路が接続。横浜北線と一体となって、横浜港と市内内陸部を縦断し、既存幹線道路の渋滞緩和や交通需要に対する機能増強に寄与するものとして期待されている。

・全長7.1kmのうち、4.1kmがトンネル(横浜北西トンネル)構造で構成されている。

・通称「北西線(ほくせいせん)」と呼称され、首都高速道路株式会社が発行する広報やルートマーカー標識も「北西線」という表記が用いられている。




首都高速道路 K7横浜北線
横浜港北JCT付近

『↑[K7] [E1]東名 500m 』
[K1] [E83]第三京浜 横浜港北(757)出口500m』
『→出口』

『危険物積載車両通行禁止
東名方面 横浜北西トンネル1.9km先』


今回は、首都高速神奈川7号「横浜北西線・下り線」を横浜港北JCTから横浜青葉JCT方向に向けて走行。

まずは横浜北線方向から横浜港北JCTへ…。
横浜港北JCTでは、第三京浜(港北IC)と連絡しているほか、一般道と接続する横浜港北出入口が併設されています。

横浜北西線の開通以前は、第三京浜方面に連絡するランプウェイのみ接続しており、当JCT手前より暫定的に1車線で運用されている時期がありました。



『第三京浜 別料金』
『第三京浜・出口 右車線へ』


第三京浜及び横浜港北出口方面は、あらかじめ赤色矢印の案内標識と路面標示を参考に右車線へ。

第三京浜は首都高速道路と異なり、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)が管理する自動車専用道路のため、別料金となります。



『危険物積載車両通行禁止 
東名方面 横浜北西トンネル1.7km先』


横浜港北JCTから先、横浜北西線・東名方面は長大トンネル区間(横浜北西トンネル)があるため、危険物積載車両の通行が禁止されています。

該当する車両は第三京浜・横浜港北出口方面へ。
このほか、危険物積載車両通行禁止の区間は、手前の横浜北線・新横浜-岸谷生麦間(横浜北トンネル)も同様に制限されているため、該当する車両は湾岸線・生麦~第三京浜~東名間の連続しての利用はできません。
 横浜港北ジャンクション / [757] 横浜港北出入口
接続
JCT
◆[E83] 第三京浜 (上下線)
 E83 DAISAN-KEIHIN

 東京 世田谷 横浜 戸塚 方面
 Tokyo Setagata Yokohama Totsuka

◆[K7] 神奈川7号 横浜北西線(下り線)
 K7 Yokohama-hokusei Route

 [E1] 東名 方面
 E1 TOMEI EXP
出口
EXIT
◆神奈川県道140号

 都築 中山 方面
 Tsuzuki Nakayama



[E83] 第三京浜 横浜港北(757)出口』
『→出口』

↑[K7] [E1]東名

横浜港北JCTの分岐案内標識。

横浜北西線が開通する前は、第三京浜方面の案内標記のみとなっていました。



『信号機あり この先100m』

この先横浜北西線方面には、トンネル用信号機が設けられています。



『横浜港北JCT』
『↑[K7][E1] 東名 』
[K7][K1] 湾岸線 横浜公園 』
『→出口』

『危険物積載車両通行禁止 
東名方面 横浜北西トンネル1.5km先』


横浜港北JCT・横浜港北出口分岐。
第三京浜(港北IC)及び横浜港北出口は右方向。
横浜北西線・東名方面は直進方向へ。

横浜北西線の開通以前までは、そのまま港北IC経て第三京浜のみに連絡していましたが、後の北西線開通時に横浜港北出入口が併せて整備され、一般道との接続も可能となりました。

周辺には工業団地や大型商業施設などが多く存在しており、横浜北西線・北線・第三京浜は物流やアクセス路として重要な大役を担っています。



『トンネル用信号』

今回は直進方向、横浜北西線・東名方面へ…。

トンネル用信号機が設置されています。
この先「横浜北西トンネル」で万が一事故や火災などの事象が発生した際は、トンネル防災設備と連動して進入禁止措置を行うためのものです。



『[K7] 北西線』

横浜北西線に入りました。
早速「北西線」のルートマーカー標識が現れます。



横浜港北JCTの中央付近で第三京浜道路本線の上部を横断。車窓の右側には、螺旋状に階層を重ねたランプウェイの姿を眺めることができます。

横浜北線・新横浜~横浜北西線・横浜港北JCTにかけての区間は、上下線を2段構造に分離した「ダブルデッキ高架構造」区間が特徴的です。







横浜北西線の制限速度はランプ部等を除いて全線60km/hに制定されているようです。



左側に横浜港北(横浜北西線)入口の料金所が見えてきます。



横浜港北入口からの合流車両に注意。



『[K7] 北西線』

横浜港北JCTを遠ざかると、ダブルデッキ高架橋構造区間が終了。徐々に上下線が同じレベルで並行する区間へと変わります。



『[現金車]東名利用 首都高 追加料金』

この先、北西線-東名間を連続で乗り継ぎ利用した場合、改めて、別途追加料金が発生することを案内する標識。

これは、通常の距離制料金体系のままでは東名-首都高渋谷線(既存)ルートと、東名-首都高北西線の新規ルートでは北西線ルートの方が大幅に安くなってしまい、交通需要の相互バランスが崩れてしまうことが懸念されたことから、北西線開通後は、北西線-東名乗り継ぎの上限金額を既存ルート経由の金額を同程度となるよう調整をしているため。

ETC車は無線通行により、別途条件にて追加料金なども自動清算されますが、現金車は、この先にある横浜青葉本線料金所で差額(追加料金分)を支払う仕組みになっています。

乗継料金に関する詳細は、首都高速道路株式会社のドライバーズサイト内「横浜北西線開通後の料金について」のページをご参照ください。



『TOKYO 2020』

「TOKYO 2020」と記された標識。
2021年開催予定の「東京オリンピック」開催期間中、五輪大会の参加選手や大会関係者を輸送する車両が通る路線(オリンピック/パラリンピック・ルート・ネットワーク)であることを示しています。

桜色を基調とした輸送バスをイメージしたピクトグラムがデザインされており、オリンピック開催組織委員会が各道路管理者の協力の元、該当する首都高や高速道路各線に設置。利用者へ五輪開催中の利用抑制や混雑緩和への協力を呼び掛ける取り組みの一環として実施しており、今後は一般道の該当路線においても順次設置されてゆく予定となっているそうです。



『トンネル内 トンネル内ライト点灯』
『トンネル用信号』

横浜北西トンネルの坑口が見えてきました。
坑口の上部には、トンネル換気所(東方換気所)建屋と管理用地が設けられています。



『横浜北西トンネル 長さ4100m』
『危険物積載車両通行禁止』


「横浜北西トンネル」に入ります。

トンネルの延長は4.1km。
横浜北西線の総延長は7.1kmとなっており、全線の約半数以上が横浜北西トンネル区間の割合で占めています。



こちらは、2020年3月22日の横浜北西線開通当日の横浜北西トンネル坑口付近の様子。

沿道からは、首都高並びに工事関係者や周辺住民の皆様によるお見送りが行われ、利用者に向けて旗や手を振って開通を祝う姿がありました。

当初予定されていた開通記念式典や目前イベント等の開催については、新型コロナウイルス(COVID-19)の国内感染流行の影響により、残念ながら開催中止となりましたが、このような形で少しでも関係者と利用者が一体となり開通を喜び祝うことができた瞬間はとても感動的なものとなりました。



横浜北西トンネル内部。

トンネル断面は坑口(出入口)から立坑付近にかけての数十mのみ四角いボックス型となっており、内部は円形の断面形状となっています。

トンネル上部の最大土被りは7m~65m。起伏の多い横浜市内を直径12m以上に及ぶ円筒系のカッターシールドマシン(掘削機)2機で掘削が進められたそうです。







『[K7] 北西線』

トンネル前半部分は、下り勾配の緩やかな左カーブが続きます。







トンネル内の上部には、換気設備でおなじみの「ジェットファン」が備わっており、トンネル内の空気循環や、火災時に発生した煙の流れをコントロールする役割を果たします。

このほか、トンネル内の空気はトンネル両坑口(東方・北八朔)付近の2ヵ所に設けられた換気所から送排風が行われています。トンネル内部の安全はもとより、騒音対策や集塵機能などの外部周辺の環境への配慮もされているそうです。



『トンネル内非常口 すべり台式』
『トンネル用信号』


トンネル内の非常口は、横浜北線・横浜北トンネルと同様の「すべり台式」。

避難通路は車道の直下に設けられており、緊急時は非常口のすべり台を滑降して避難する構造になっています。



『[K7] 北西線』



まっすぐな直線区間が続く・・・。

地上周辺は、住宅密集地域。付近には「中原街道」や「横浜市営地下鉄グリーンライン」、「鶴見川」などとも交差しており、横浜北西トンネルは最下部を通過しています。




『トンネル内非常口 すべり台式』
『トンネル用信号』







『1.5km』
『↑ [E1 東名] 別料金』
『→ 横浜青葉 (759) 出口』



『横浜青葉→横浜町田 故障車 注意』
『東名川崎→東名東京 事故   注意』


横浜北西線から東名方面への乗り入れ道路情報板。

取材当日は、東名側での事故や故障車などのイベント情報が表示されていました。東名と首都高が横浜青葉で結ばれたことが実感できます。



『上り勾配』

トンネル後半は、地上部に向かって上り勾配の緩やかな右カーブとなります。速度低下に注意!



『[K7] 北西線』



『↑東名』 『→出口』



トンネルの出口が見えてきました。



『400m』
『↑ [E1 東名] 別料金』
『→ 横浜青葉 (759) 出口』


トンネル出口の先、横浜青葉出口。
出口ランプは右側に設けられています。



『上り勾配 5%』

『[現金車]東名利用 首都高 追加料金』



『↑東名』 『→出口』

東名方面は直進方向。
横浜青葉出口方面は、予め右側車線へ。



トンネル部から明かり部区間へと抜けます。
 [759] 横浜青葉出入口



出口
EXIT
◆国道246号
 Route 246

 市ヶ尾 藤が丘 方面
 Ichigao Fujigaoka

 荏田 長津田 方面
 Eda Nagatsuda



『↑ 別料金 [E1 東名] 』『料金所 300m』
『→ 横浜青葉 (759) 出口』
『国道246号 市ヶ尾 藤が丘』

『[現金車]東名利用 首都高 追加料金』

横浜青葉出口。
国道246号と接続。
市ヶ尾 ・ 藤が丘 ・ 荏田・長津田 方面はこちらから。

横浜青葉出口から先は別料金。
横浜青葉JCTを経て、そのまま東名高速道路へと接続しています。



『↑ 別料金 [E1 東名] 』『料金所 200m』
『→ 横浜青葉 (759) 出口』
『国道246号 市ヶ尾 藤が丘』


今回は、引き続き東名方面へと進みます。



料金所手前に設置されているETC車向けFF(フリーフロー)アンテナ。

高速道路の入口・出口付近、本線の主要地点に設置されており、流入・流出・通過地点などから走行経路を判定して距離に応じた通行料金を徴収するためのシステムのようです。



東名方面へと進むと、横浜青葉本線料金所が現れます。

横浜青葉出口方面のランプは、スルーレーンとなっており、上下線の料金所の中央部分をそのまま通過して一般道へ流出する構造です。



『(K7)横浜青葉本線料金所』

『[E1]横浜町田出口 工事車線規制』
『[E1]横浜青葉-横浜町田 故障車有注意』


横浜青葉本線料金所。
ここで首都高利用区間(横浜北西線-東名乗継別途料金)の課金精算及び、NEXCO区間(東名高速道路)の通行券発行・ETC入口処理を行います。

首都高-NEXCO路線間の相互乗入れ区間としては珍しい合併式料金所となっており、「首都高速道路株式会社」と「中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)」が1ヵ所の料金所に集約して運営しているのが特徴。

料金所の構造自体はNEXCO仕様に準拠したものになっているようですが、ガントリーの料金所名称板には、「首都高・北西線(K7)」のルートマーカーが標記されていたりと、他の料金所にはない個性的な印象を受けます。



(東名方面)
『[3-1] 横浜青葉JCT 500m』
『← [E1 東名] 静岡』
『→ [E1 東名] 東京』

(横浜青葉出口方面)
『この先 900m 分岐』
『← 市ヶ尾 藤が丘』
『→ 国道246号 厚木 渋谷』


横浜青葉本線料金所を通過すると、すぐに横浜青葉JCT分岐500m手前の案内標識が現れます。

写真右手の青色の案内標識は、横浜青葉出口(スルーレーン側)先の行先方向を案内しています。



『上り勾配 5%』

東名高速道路の本線上部を横断するため、上り勾配になっています。



『下り勾配 6%』

分岐の直前で下り勾配へと変わります。
静岡方面は左車線、東京方面は右車線へ。
行先方向に応じてあらかじめ車線変更を…。
   [3-1] 横浜青葉ジャンクション




接続
JCT
◆[E1] 東名高速道路(上り線)
 E1 TOMEI EXP

 東京 東名川崎 方面
 Tokyo Tomei-Kawasaki

◆[E1] 東名高速道路(下り線)
 E1 TOMEI EXP


 静岡 厚木 名古屋 方面
 Shizuoka Atsugi Nagoya




『[3-1] 横浜青葉JCT』
『← [E1 東名] 静岡』
『→ [E1 東名] 東京』


横浜青葉JCT。東名方面の分岐部。

東名(下り線)静岡・名古屋・厚木方面は左方向、
東名(上り線)東京・東名川崎方向は右方向へ…。







『[3-1] 横浜青葉JCT』
『← [E1 東名] 静岡』
『→ [E1 東名] 東京』


横浜青葉JCTの一帯に設置されている分岐案内標識は、首都高の所管部分においてもNEXCOの路線で用いられているものと同様のフォーマットが採用されています。



ランプウェイの途中からは、東名・横浜青葉ICの料金所の姿が見えます。



東名・横浜青葉ICからの流入車両との合流部。
合流車線は短く、見通しが悪いカーブになっているので注意が必要です。

横浜青葉JCTで首都高・横浜北西線は終点。
東名高速道路へと流入します。

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