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トップページ > 道路 > 自動車専用道路 > E56高知自動車道(下り線) 四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC |
路線名称 | 高知自動車道 KOCHI EXPWY |
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ナンバリング | E32 ・ E56 (本レポート区間はE56に該当) | ||||
路線延長 |
36km (供用中・事業中区間含む) | ||||
道路種別 | 高速自動車国道 高速自動車国道に平行する一般国道自動車専用道路(A´路線) |
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起点・終点 (区間) |
【起点】愛媛県四国中央市~【終点】高知県宿毛市 (川之江JCT ~ 宿毛和田IC※) ※供用中・事業中区間含む |
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道路管理者 | 川之江JCT - 須崎東IC 西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本) |
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須崎東IC - 宿毛和田IC※ (※一部事業中区間を含む) 国土交通省 四国地方整備局 |
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路線 概要・特徴 |
・高知自動車道は、愛媛県四国中央市~高知県宿毛市に至る路線 そのうち川之江JCT-須崎東IC間は「高速自動車国道」であり、西日本高速道路(NEXCO西日本)が有料区間として所管。須崎東-宿毛和田IC間は、高速自動車国道に平行する一般国道自動車専用道路(A´路線)として国土交通省が所管する無料(新直轄方式)区間となっている ・本レポートでは、高知道のA´路線の一部である、高知県高岡郡四万十町~同県幡多郡黒潮町に至る計画となっている一般国道56号「窪川佐賀道路」のうち、現在供用中の「片坂バイパス」区間を走行 ・国道56号(現道)の「片坂」区間は、従前より連続急カーブや縦断勾配の険しい事故が多発する交通難所とされていたが、片坂バイパスの整備により、難所区間の迂回が可能となり、安全性や定時性の向上に大きく貢献している |
国道56号・高知県高岡郡四万十町金上野 高知道・四万十町西IC付近 『E56 高知道 [20] 四万十町西 300m左折』 『無料区間 四万十町西~黒潮拳ノ川』 『高知方面へは行けません』 今回は、[E56]高知自動車道(下り線) 四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC間を走行。 国道56号を四万十町・窪川地区から宇和島・四万十市方面へ進むこと約3km程の場所に「四万十町西IC」が位置しています。 |
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ICの名称にもなっている「四万十(町)」ですが、方面として案内している「四万十(市)」と同じ呼称を用いるため非常によく似ていますが、互いに30km以上離れた場所に位置しており、行政の区分としては別物。この辺りは土地馴染みが無いと少々ややこしく感じる方も多いかもしれません…。 ちなみに四万十市は2005年に、四万十町は2006年に発足。いずれも市町村合併によって誕生した市町村名称です。 |
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『← E56 高知道 [20] 四万十町西』 『無料区間 四万十町西~黒潮拳ノ川』 『高知方面へは行けません』 『道路の異常を発見したら 道路緊急ダイヤル#9910へ』 四万十町西IC入口直近の案内標識と可変式道路情報板。 現在は、四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC間が小間切れの部分供用となっており、四万十町中央IC~四万十町西IC間は事業中(建設中)。高知方面は未開通となっています。 四万十町西ICにおいては、四万十市方面のみ出入可能なハーフインターチェンジとして整備される計画となっており、延伸開通後も高知方面の出入りが出来ない構造となる見込みのようです。(計画当初は「金上野IC」という仮称が用いられていたとか) |
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[20] 四万十町西インターチェンジ Shimantocho-nishi |
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入口 ENTER |
◆[E56] 高知自動車道 (窪川佐賀道路) KOCHI EXP 四万十市 黒潮 方面 Shimanto City Kuroshio |
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無料区間 TOLL FREE |
高知方面へは 行けません |
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出口 EXIT |
◆国道56号 Route56 四万十町 国道56号 方面 Central Kochi Route56 |
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『← 四万十市方面(バイパス経由)』 四万十市方面へは、左折し四万十町西ICから高知道(片坂バイパス経由)を利用することを促す案内標識。 一般道路の案内と同様に青色を基調とした標識ですが、バイパスは自動車専用道。歩行者や自転車、排気量125cc以下のバイクは利用できません。 |
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『← 四万十市方面』 四万十町西ICの出入口交差点。 矢印信号付きの丁字路となっています。 高知道(片坂バイパス)・四万十市方面は左折。 青色のカラー舗装と路面標示の方向に進みます。 一方、国道56号の現道を直進すると、峰ノ上(標高290m)や片坂(標高240m)の峠を経て黒潮町へと至ります。国道現道区間は比較的狭隘ではないものの、縦断勾配最大7%に及ぶ長い急坂とカーブが連続する交通難所とされる区間が存在しています。 本バイパスの整備により、事故多発箇所となっている国道難所区間を回避しての通行が可能となったほか、所要時間の短縮や複線化による災害時等の迂回路としての機能が確保されました。 |
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『自動車専用道路』 四万十町西IC入口ランプ。 国土交通省が管理する「無料区間」のため、料金収受施設はなく、そのまま進入します。 |
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『カーブ注意』『走行注意』 ランプウェイを上り、本線方面へ…。 |
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ONランプから本線へ流入。 高知方面の未開通となっている部分はバリロード(赤・白の樹脂ブロック)で閉塞されています。 |
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本線は全線通して2車線の対面通行区間。 制限速度は70km/h規制(平常時)です。 本線流入後、すぐにトンネル区間に入るため、 トンネル情報板が設置されています。 |
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『[E56] 高知道』 『金上野トンネル 長さ:1916m』 高知道を示す路線名称(通称:どんぐり)標識と 「金上野(きんじょうの)トンネル」坑口。 本路線のナンバリングは「E56」。 高知道の路線ナンバリングは高知ICを境界として「E32」と「E56」がそれぞれ割り当てられています。 |
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金上野トンネル内。 全長約1.9kmのトンネル。 対面通行ですが、左路肩幅に余裕があるため圧迫感はあまり無いように感じました。一定間隔で非常駐車帯も設けられています。 |
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『動物注意』 山間部を通過します。 明り部は動物の飛び出しに注意。 土工部の区間は、上下線を仕切る中央分離帯に「ワイヤーロープ式の防護柵」が用いられており、通行帯の逸脱や対向車線への飛び出し事故対策が施されています。 |
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『黒潮町』 「黒潮町」に入ります。 実際の境界は金上野トンネル内にかかっていますが、市町村案内標識(カントリーサイン)は、トンネルを出た先に設置されています。 |
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『[21] 黒潮拳ノ川 3km』 『 四万十市 37km』 次は黒潮拳ノ川IC。現在の終点ICです。 ここから四万十市までの距離は約37kmほど。 終点から先、四万十市・中村方面の延伸については、現在未開通(事業中)となっています。 |
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『只今の気温 10℃』 | |||||
『横風注意』 橋梁部。この直下には「伊与木川(いよきがわ)」が流れており、本線と交差しています。 伊与木川は、ここから片坂付近を経て国道56号と概ね並走するルートで土佐・佐賀港へと流れ注ぎます。 |
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『橘川トンネル 長さ:936m』 『トンネル内 AM/FMラジオ放送』 続いて、橘川トンネル。 この区間のトンネルには全てラジオ再放送設備が備わっており、トンネル内を走行中もAM・FM放送が聴取可能となっているようです。 |
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『[21] 黒潮拳ノ川 出口 2.3km』 橘川トンネル内は緩やかな右カーブ。 黒潮拳ノ川IC2.3km出口予告案内。 非駐帯壁面に小型の内照式標識が用いられています。 |
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『横風注意』 | |||||
『[21] 黒潮拳ノ川 出口 1.5km』 『凍結注意』 黒潮拳ノ川ICまで1.5km。 IC番号は「21」。現在は小間切れの部分的な供用状態ですが、既に高知道の起点である川之江JCTの「6」から順に連番でカウントされています。 また案内標識の英文は「Kuroshiokobushinokawa」となっており、文字数の多い長文標記であることがわかります。 判読性を考慮すると「Kuroshio-Kobushinokawa」と間にハイフンを入れても良かったのかも?しれません…。 |
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『動物注意』 切土区間。 黒潮拳ノ川ICに近づくにつれ、下り勾配となります。 |
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『終点 900m先 速度落せ』 | |||||
『拳ノ川トンネル 長さ:665m』 『トンネル内 AM/FMラジオ放送』 |
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拳ノ川トンネル内。 緩やかな右カーブとなっています。 |
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終点の黒潮拳ノ川ICは、トンネルを出てすぐ。 出口坑口付近からは50km/h規制となります。 減速する前方車両との車間や走行速度に注意。 |
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[21] 黒潮拳ノ川インターチェンジ Kuroshio-Kobushinokawa |
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出口 EXIT |
◆国道56号 Route56 黒潮町 (拳ノ川・佐賀・大方) 方面 Kuroshio Town (kobushinokawa・Saga・Ogata) 宇和島 四万十市 方面 Uwajima Shimanto City |
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道の駅 なぶら土佐佐賀(出口より8.1km) | |||||
『← [21] 速度落せ 終点』 『道の駅 なぶら土佐佐賀 出口より8.1km』 『消灯確認』『横風注意』 終点・黒潮拳ノ川IC。 国道56号(現道)と接続。黒潮町(拳ノ川・佐賀・大方)の最寄りインターチェンジです。 IC周辺には「道の駅 なぶら土佐佐賀」や土佐くろしお鉄道・中村線の「荷稲(かいな)駅」があります。 計画当初は「拳ノ川インターチェンジ」という仮称で呼称されていました。 |
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『凍結注意』『速度落せ』 現在、黒潮拳ノ川ICから先は未開通(事業中)。 終点ICのため、そのままオフランプへ進入します。 また、本ICはハーフインターチェンジとして設けられる予定になっており、四万十市方面への延伸後も、現状と同じ高知方面の片方向のみ出入可能な構造になる予定とのことです。 |
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『← [21] 黒潮拳ノ川 出口』 出口ランプからは、四万十市方面への延伸に備えた本線部分の用地も確認できます。 |
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『速度落せ』 延伸部分の用地はまだ未舗装ですが、速度規制標識と思しき道路施設設備などが先行して準備設置されているのがわかります。 |
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現在建設中の本線部分となる橋脚と橋桁の姿が見えてきます。ランプウェイの途中では、実際に未完成の橋梁の直下を通過することができました。 取材当時、未完成の橋台の先は山の斜面に突き刺さったような状態となっており、延伸に向けた工事は完成までもうしばらく時間を要するものと思われます。 |
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『急カーブ注意! 減速!』 『速度落せ』 長い下り坂とカーブが連続します。 |
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『250m』 『← 宇和島 四万十市』 『→ 高知 四万十町』 『速度落せ 追突注意』 |
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『急カーブ注意』 『← 宇和島 四万十市 道の駅なぶら土佐佐賀』 『→ 高知 四万十町』 黒潮拳ノ川ICは国道56号(現道)と接続。 国道との接続部は、信号機のある丁字路交差点となっています。 宇和島・四万十市方面へ進む場合は左折、 高知、四万十町(片坂経由)方面に戻る場合は右折方向へ…。 なお、最寄りの「道の駅なぶら土佐佐賀」は交差点を左折し、宇和島方面に進こと約8km程の場所に位置しています。 道の駅では、土佐でとれた鰹を使った食事メニューや地元の特産品やお土産等を多数扱っていました。本線上には休憩施設がありませんので、休憩やリフレッシュを兼ねてぜひ立ち寄ってみるのもオススメです。 |
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